2013年4月25日木曜日

Blender ミラーの深度 設定実験

前回公開したグランドピアノ、フレーム部分のミラーをONにすることでリアリティは増すのですが、レンダリングが異常に長くなる。

Blenderは何かと設定項目が多く、何の機能が働いているのかわからないところも多いです。
ということで、まだレンダリング時間短縮の解決には至ってませんが、ミラーの実験をしてみました。

今回は、マテリアルのミラーの深度という項目を実験しました。

公式の日本語訳だと、「ライトの内部反射の最大数を設定します」と書いている。
なんとなく予想はついたので、下のようなオブジェクト配置を作ってみました。

青いボックスと赤いボックス、真ん中にライト、赤いボックスの前から青いボックスをみるようにカメラ、という配置です。
みなさん昔実家の鏡の前でやったことないですか?鏡に鏡を向けるヤツです。
ちなみにボックスの白い部分は反射率1.0のミラーです。ちなみに光沢も1.0。

これから、「深度」という項目を0から数値を上げてみて様子をみたいと思います。
というか実験結果をみましょう。そしたらなんとなくこの数字が何なのかわかります。




上の画像は、深度0と1。



そして↑こちらは2と3。



そして4と5。↑



↑一応最大値100。

もうなんとなくわかりますが、言葉通り、反射の回数っぽい感じです。この程度のオブジェクトは、100という数値でも、一瞬でしたが、複雑なオブジェクトになるとどうなるかサテサテです。

0と1、2と3、4と5と、2ずつ画像が変わりました。これは相互に反射するからなのか?とするとなぜ0で1回反射しているのか?その辺よくわかりません。

しかし、数値を上げると文字通り反射の深度が上がっていく。

ということです。

前回作ったグランドピアノは、知らない間に2という数値になってました。妥当な数字ですが、もし1にすることでレンダリング速度がグンと上がるなら1でよいと思っちゃったりもします。

その辺は何回かレンダリングを試してみて決めますかね(´=ω=`)

以上、ミラー深度でした。


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