2012年9月4日火曜日

生活と音楽

僕は自営業ではあるが、決して稼ぎが良いわけではない。
それが原因で彼女に別れられた事もあるくらいだ。

音楽家になるために、その間どうやって食っていくか。

うちは父親がすでに亡くなっているので、ある意味独立させてくれた父に感謝である。
母は僕の手伝いの無職なので、経済面では親に頼ってはいない状態になる。
(父はある程度の財産は残してくれたが現金ではない)

もしも両親共に健康であれば、未だ親の手伝い状態にあるだろう、ほぼ無職の僕は、この歳で音楽家を目指していっていいものだろうか。
身体の都合でサラリーマンに向いていない僕は、どこかに就職しているとは想像できない。

さて現在、経済面はなんとかぎりぎり独立できているとして、最近気になるのは生活面だ。
母親もそんな若いとはいえない歳である。
一人暮らしに縁のなかった僕は、洗濯や食事はほとんど母親任せで生活してきた。

もし今、母が亡くなったら?

そう思うと、これがなかなか焦るのである。
別にマザコンではないが、寂しいのは人間だから当然である。

で、寂しいとかではなく、生活の独立がまだできてないと思うのだ。

掃除はともかく、洗濯と食事は自分一人でも何とかなるようにしておかないと、突然のときに困る。

そこで時々思うのが結婚であるが、結婚願望はあまりないのである。

僕は身体に軽い持病みたいなものがある。
突然死ぬものではないが、一人だと多少不安なことである。
だからって女性をロボットのようにそばに置いておきたいわけではない。

普通の人間として、信頼でき、愛し合える嫁さんといっしょに生活したいだけだ。
子供がほしいという願望がないのは、経済的に余裕がないからである。
余裕があれば、また子供がほしくなることもあるであろう。

男は、父親が死んだときは、そう大きく凹まないが、母親が死んだときは結構くるものらしい。
そして母親が生きている今でも自分でそう思う。

母親が一番僕のことで心配していることが、「息子の完全な自立」でしょうから、父親にはその姿を見せられなかったので、母親にはその姿を見せられるように、努力していかなければならない、と、コッソリ思うのである。(なかなか自信がないのです)

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